そんで２冊目ですよ。
ずっと読みかけだったんだけど、パソコンの調子が悪くて待ってる間読んでたらさっき読み終わった笑
私の最も尊敬する作家さんの本でござい。
乙一さんっていうとダークなイメージがあるんだけど、この本はどっちかというと感動系の短編集なのです。
それでもすんばらしい作品ばっかりでやっぱりすごいなって思いました。
以下、ネタバレあるんで気ぃつけてください。
せっかくなんで、いっこずつ感想。
順番は私が好きな順。上にあるほど好き。
まあ全部好きなんだけど。
１．『しあわせは子猫のかたち』
読んでる最中に泣きそうになって、最後は本気で泣きかけた。
題名からして猫好きの私にはたまらない作品なんだけどね。
最初から最後まで素敵。いろいろ素敵。最高に素敵。
２．『手を握る泥棒の物語』
確か映画になってたような。
まったり読めて、最後は不思議な感じにほんわかします。
ラストシーンが全然なんてことないシーンなのにすごくじんとする。
そういう作品に弱いんです。
３．『傷』
ここら辺からほとんど同じくらい好きー。
上２つが大好きすぎるんだよね笑
んで、これも映画になったね、最近。『KIDS』だね。
原作のこっちはちびっこのお話で、ちびっこが主人公だからこそじんわりきたんだよね。
『KIDS』ってどんな話なんだろう・・・。あれどう見てもちびっこじゃないぞ。
４．『失はれる物語』
表題作。
唯一鬱になれる作品（あれ？）
愛情や優しさは時に自分も相手も傷つける。
なんだか感慨深いです。
５．『マリアの指』
いかにも乙一さん、な作品ですね。
乙一さんの作品では、主人公は殺人犯を逃がすのが鉄則みたいです。
ていうか、警察が活躍するシーン、見た覚えがない笑
６．『Calling You』
途中はちょっと飽きたりしたけど笑、オチが好き。
あと、シンジに惚れた。
実はあと２作あるんだけど、ノーコメント笑
気になる人は自分で読むべし。
でも、これはまじで買ってよかったって思えた。
まじでおすすめですよ。
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